• ホーム
  • 事後避妊でこれだけは避けたい、手術という方法

事後避妊でこれだけは避けたい、手術という方法

2019年12月20日

避妊は通常、性行為を行う時に妊娠しないようになんらかの対策をとることですが、性行為を行う時に間に合わなかった時には事後避妊といって、性行為終了後に行える方法で避妊することになります。
事後避妊を行う時にはすでに女性の体の中に精子が入ってしまっているため、女性自身の体に何かの方法を行う必要が出てきて女性一人に負担がかかってしまうことがあります。

最もよく知られている事後避妊の方法のひとつがアフターピルを服用することです。
アフターピルには避妊目的で使われるピルよりも多い量の女性ホルモンが含まれているため、服用してから数日の間に効果があらわれて生理がきたり、排卵の時期をずらして妊娠が起こらないような仕組みが体の中で起こることになります。

避妊目的で使われるピルは不快な症状が起こりにくいように効果が出る限界に近い値まで含まれるホルモン量を減らしてあります。
アフターピルの場合にはすぐに効果を出さなくてはいけないために、不快な症状が出ても女性ホルモンの量を減らすことができません。
そのため、吐き気や頭痛などホルモンの変化によって起こる症状が出やすくなります。
人によってはしばらくの間、不快な症状が続くことがあるため、そういった意味では女性に負担の多い方法です。

しかし、事後避妊のもう一つの方法である手術による避妊法はアフターピルとは比べ物にならないほどの負担が女性の体にかかります。
アフターピルの場合には錠剤を服用するだけですが、手術を行うというと通院して入院する必要が出てくることもあるので、通院にかかる時間も費用もアフターピルを使用する時とは大きく違ってきます。

何か特別な事情がある場合には別ですが、避妊に失敗したという理由では病院で手術を行う時には保険は使えないため、全額自己負担で手術を受けなくてはいけません。
費用は妊娠週数の違いや病院によって差がありますが、決して安い金額ではないので経済的な負担も大きくなります。

手術を選択する際のリスクを知っておく

それ以外にも中絶手術を行うことになった場合の最大のリスクは、女性の体への負担の大きさでしょう。
妊娠週数によって胎児を子宮から取り出す時の方法が違ってくることがあります。
どのような方法だったとしても胎児が子宮内で育っているため胎盤が子宮に密着しているところを無理に剥がして、胎児を外に出さなくてはいけません。
そのため、胎盤を剥がした部位から出血を起こしやすく、出血量が多い時にはショック状態になってしまう危険もありますし、胎盤を剥がす時に子宮に傷をつけてしまう危険もあります。
その時の傷がもとで妊娠できなくなることもあります。

また中絶手術は麻酔をかけて行うため、麻酔の影響で合併症が起こる危険があるということも忘れてはいけません。
麻酔は手術の方法によって使うものが違ってきますが、どのようなものだったとしても合併症が起こる危険があります。
特に持病がある時には合併症を起こすリスクが高くなるので注意が必要です。

中絶手術は身体だけでも大きな負担になりますが、精神的な負担も非常に大きくなります。
検査や処置には痛みを伴うものがあったり、お腹の中で生きている胎児を体の外に出すことは、どのような女性であっても精神的なショックを受ける出来事です。
そして精神的なショックは長い時間続くことがあり、外から見てもわからなくても心の中に大きな精神的ショックを抱え続けているということもあるでしょう。

このように中絶手術は非常にたくさんのリスクがある方法なので、できる限り手術を行うことにならないように、その前の段階でなんらかの対策をしておく必要があります。
最後に手術という方法があるからといって避妊を後回しにして考えずに、手術という方法をとらなくて済むように避妊方法を考えておきましょう。

関連記事
アフターピルの開発の歴史

ピルには性行為前に計画的に服用するものと、性行為後に服用するアフターピルが存在します。アフターピルは緊急避妊薬とも呼ばれ、避妊に失敗した場合などに利用されます。ピルは1960年にアメリカで初めて認可されました。認可当初に使用されていたのは高用量ピルです。ピルには卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類...

2020年01月29日
日本で低用量ピル、アフターピルが一般化しない理由

日本でピル、そしてアフターピルが一般化しない理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ピルやアフターピルが一般化されない最も大きな理由として挙げられるのが、日本でピルが解禁された時期の遅さです。ピルは言うまでもなく服用する事によって妊娠をほぼ確実に防ぐことが出来ますが、性病を防ぐことができません。そ...

2019年11月12日
アフターピルはまとめ買いしておくべき?

モーニングアフターピルはセックスの翌朝飲むことから名前がつけられました。通常のピルと違って緊急避難的に妊娠を回避するための薬ですが、性交後に時間が経ってから服用するほど避妊効果は減少します。正しく使用した場合、性交後12時間以内であれば妊娠率は0.5%とされていますが、24時間以内だと1.5%になり...

2019年10月16日
アフターピルは何歳から飲んでいいのか?

アフターピルは避妊に失敗した際に使用する緊急措置的な避妊薬ですが、基本的には初潮を迎えている全ての女性が使用することができます。もちろん医師の診察を受けてから処方される薬ですが、年齢による制限を設けているところは少ないと思われます。医師が必要だと判断した時には、年齢がいくつであってもアフターピルの処...

2019年09月16日
アフターピルといったらジェネリックのアイピル

アフターピルと言えばジェネリック医薬品であるアイピルがおすすめです。一般に、日本の病院で処方されるアフターピルはノルレボです。しかし、病院で処方される分、ノルレボの購入には高い費用が必要となりますし、病院で処方してもらうためには病院に一度行く必要があります。一方、ノルレボのジェネリック医薬品であるア...

2019年07月24日
アフターピルの有効成分レボノルゲストレルの秘密

ピルの中にはレボノルゲストレルという有効成分が配合されており、これが排卵を生じなくさせるために受精することはなくなります。そのため、望まない妊娠が心配される性行為の後で摂取することで妊娠をしないようにコントロール出来るのです。注意点としては性行為の後72時間以内に使用する必要があるということです。時...

2019年08月13日
アフターピルの種類、ヤッぺ法とノルレボ法

アフターピルは日本語では緊急避妊薬とも呼ばれるもので妊娠の可能性があるセックスが行なわれたあとに服用することによって妊娠を阻止するというものです。基本的な作用としては21日間または28日間連続で服用する避妊薬と同様に女性ホルモンが含まれており、女性ホルモンを体内に吸収することで脳下垂体に影響して血中...

2019年09月01日
通販でアフターピルを買いたい!偽物を避けるには?

セックスというのは通常、子孫を増やすためにおこなう行為ですが、唯一人間だけがお互いの愛情を確認するため、または快感を得るためのみにセックスをおこないます。従ってセックスをして必ず子供が欲しいというわけではありません。そのために避妊をするのですが、運悪く避妊を失敗した場合や女性側の理解もないままに無理...

2019年07月08日
婦人科と通販、アフターピルの値段を比較!

日本で一般的な避妊方法といえばコンドームです。正しく使えば高い確率で妊娠を防ぐことが出来ますが100パーセントではありません。装着する時に爪をひっかけたり、コンドームそのものが劣化したりして挿入時に敗れた場合は当然避妊の効果は全くなくなります。そればかりか望まない妊娠を経験し、辛い思いをすることにな...

2019年06月25日